肝経について

足厥陰肝経

・経絡>経脈>十二経脈>足の三陰経>足の厥陰肝経

・肝経に属し、胆に絡する

生殖器、胃、横隔膜、咽喉、眼球に連なる

・第1趾(体表) → 下肢の内側・外陰部・腹部 → 側胸部 → 体内に入る

・14経穴

 期門(きもん)、章門(しょうもん)、急脈(きゅうみゃく)、

 陰廉(れんいん)、足五里(あしのごり)、陰包(いんぽう)、

 曲線(きょくせん)膝関(しつかん)、中都(ちゅうと)、

 蠡溝(れいこう)、中封(ちゅうほう)、太衝(たいしょう)、

 行間(こうかん)、大敦(だいとん)

 (図解はより詳しいサイトを参照)

 

医学生のための漢方医学(基礎編)』より

 

アナトミートレイン

フロントライン系

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『アナトミー・トレインー徒手運動療法のための筋筋膜経線 第3版』より

 

 

肝の性質(東洋医学)

疏泄を主(つかさど)る

・氣を全身にスムーズによどみなく巡らせる

・精神を安定させる

・脾胃の消化吸収を助ける

 

血を蔵す

・血を貯蔵する

・血を眼や筋に補給する

・貯めるだけでなく、全身に適切に分配する

・睡眠中に肝に貯蔵される

 

筋を主る

・筋肉の働きを維持する

 

目に開竅す

・目の働きを維持する。肝血が不足するとかすみ目や視力低下を起こす

 

表裏関係にある六腑

・胆

 

五志は「怒」

・怒りは肝臓の疏泄を阻害する

神経周囲組織の直流電流が、脳波、生体磁場、治療反応をまとめている。

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08-1

『エネルギー医学の原理:その科学的根拠』第8章より

 

・地球と宇宙の関係からシューマン共鳴が発生する。

・治療家がトランスしてシューマン共鳴と同調化した時に治療効果を発揮している。

・フローリッヒ振動は生体磁場の惹起に関与している。

・人体において、コラーゲン、水、リン脂質、蛋白質などが生体磁場の発生に関与している。

・神経周囲組織を流れる電流が、生体磁場と脳波と治療反応をまとめている。

 

胸部CTの読影の手順とコツ

胸部CTの読影の手順とコツ

呼吸器疾患の鑑別診断ー「基本画像パターン」、「病態」、「経過」ー

『呼吸器ジャーナル 68巻1号 (2020年2月)』より

 

ざっくりまとめると以下の手順で読む。

 

【手順】

1.マクロを診る

  頭尾の分布

  末梢、背側、気管支走行の分布

  区域性

 

2.ミクロを診る

  分布(二次小葉レベル)

 

3.画像パターン認識と病理像の推定をする

 

 

裏急、腹皮拘急、二本棒

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裏急

裏急:腹直筋が緊張しているものをいう。

   腹皮拘急、二本棒とも。

 

・腹壁の筋(腹直筋)が虚状して緊張している時

 → 小建中湯、人参湯などの証

 

・腹壁が無力で腸管運動が透視できる時

 → 大建中湯、附子粳米湯(ブシコウベイトウ)などの証

 

 

医学生のための漢方医学(基礎編)』p.175 より